この物語はほぼフィクションです。
登場する人物・団体・名称などはだいたい架空のものであり、
実在のものとはあんまり関係ありません。
目次
優しいおじさん

おじさん、
この子がうーちゃんだよ!
よろしくね!



あー!
うー!!



おー!
器量よしだなー!



これから
可愛がってあげてねー!



おぉ。
…
かわいいなぁ!
親戚のおじさんは、寡黙だけどとても優しいおじさん。
僕が子供の頃、とても可愛がってもらいました。(今もだけど)
出前一丁!



おじさん!
出前一丁やってあげてよ!



出前一丁?
どういうこと?



おじさん、力持ちでさ、
僕らが子供の頃、
片腕で手のひらの上に座らせてもらって、
ヒョイっと持ち上げてもらってたのよ。



あー、
出前のお蕎麦屋さんみたいにね。
なるほどー!



まだ首が座ってないからダメだな(笑)



あ、そっか。
残念。
また今度だね!
子供の頃にしてもらった出前一丁!
自分の娘にもしてもらいたいなー。


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