【145話】出前一丁!

この物語はほぼフィクションです。
登場する人物・団体・名称などはだいたい架空のものであり、
実在のものとはあんまり関係ありません。

目次

優しいおじさん

パパ

おじさん、
この子がうーちゃんだよ!
よろしくね!

うーちゃん

あー!
うー!!

おー!
器量よしだなー!

パパ

これから
可愛がってあげてねー!

おぉ。

かわいいなぁ!

親戚のおじさんは、寡黙だけどとても優しいおじさん。

僕が子供の頃、とても可愛がってもらいました。(今もだけど)

出前一丁!

パパ

おじさん!
出前一丁やってあげてよ!

ママ

出前一丁?
どういうこと?

パパ

おじさん、力持ちでさ、
僕らが子供の頃、
片腕で手のひらの上に座らせてもらって、
ヒョイっと持ち上げてもらってたのよ。

ママ

あー、
出前のお蕎麦屋さんみたいにね。
なるほどー!

まだ首が座ってないからダメだな(笑)

パパ

あ、そっか。
残念。
また今度だね!

子供の頃にしてもらった出前一丁!

自分の娘にもしてもらいたいなー。

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この記事を書いた人

社交ダンスの先生。40歳にしてママとの間に最愛の第一子、うーちゃんを授かる。

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