【35話】福島第一原発を直接見た

この物語はほぼフィクションです。
登場する人物・団体・名称などはだいたい架空のものであり、
実在のものとはあんまり関係ありません。

目次

北海道旅行の思い出に

パパ

(なかなか面白かったなぁ…)

ママ


パパ、何考えてるの?

パパ

ん?
年末の北海道旅行楽しかったなー
と思って。

ママ

んー!
面白かったね!
何が印象深かった?

パパ

そうだなぁ。
やっぱり、札幌駅付近の巨大地下街かな。
どこでも地下から行けちゃうんだもん。
雪国って感じしなかったよ。

ママ

確かに!
あれはすごかったねー!

パパ

ママは何が思い出深かった?

ママ

そうねー、
やっぱりあれかな?

パパ

(…?)

ママは最初からアレが目当てだったみたい。

肉眼で見る福島第一原発

ママ

やっぱり、福島第一原発かな。

パパ

あぁ、
最初から見たいって言ってたもんね。

ママ

うん。
パパがフェリー乗りたい!って言ったとき、
もしかしたら見れるかも!?って。

パパ

だからあんなに調べてたのか。

ママ

うん。
行きは夜中だから見れないけど、
帰りは昼間だから、
もしかしたら甲板から見れるかもって。

パパ

おかげで、見事に見れたよね。

ママ

遠くに、ポツンと、
だったけどね。

パパ

でも、直で見れたのはすごかったよね。

ママ

だねー。
うーちゃんの時代には、
こんな事故は起こって欲しくないよね。

パパ

そうだねー。
平和と健康を願うばかりだよ。

まだ見ぬ我が子の安寧を願って。

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この記事を書いた人

社交ダンスの先生。40歳にしてママとの間に最愛の第一子、うーちゃんを授かる。

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