【29話】うーちゃんを抱く練習

この物語はほぼフィクションです。
登場する人物・団体・名称などはだいたい架空のものであり、
実在のものとはあんまり関係ありません。

目次

ずらっと並ぶ赤ちゃんたち

ママ

なんか凄い光景だね…。

パパ

赤ちゃんいっぱいだね…。

ママ

これだけずらっと並ぶと、
なぜかちょっと怖いなぁ。

パパ

うん…。

パパ

(魂が宿っている気がする…)

整然と並んでいる赤ちゃんには、なぜか魂が宿っている感じがしました。
悪い感じはしないんですが、ちょっとだけ不気味だったかな…。

人形とは思えず

そちらに赤ちゃん人形がありますので、
ぜひ抱いてみてください。

パパ

(…なんだかナゾの緊張が…)

ママ

へぇー。じゃあ抱いてみよ!
…おー、意外と重い。

パパ

どれどれ…。
お、ホントだ。重い。

ママ

でしょー?
ホントの赤ちゃんみたいだね。

パパ

そうだねー。
モノとしては扱えないよね。

ただの人形のはずなのに、ついつい大切に扱いたくなってしまいました。
実際産まれてくる、うーちゃんを大切に抱く練習をしました。

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この記事を書いた人

社交ダンスの先生。40歳にしてママとの間に最愛の第一子、うーちゃんを授かる。

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