この物語はほぼフィクションです。
登場する人物・団体・名称などはだいたい架空のものであり、
実在のものとはあんまり関係ありません。
目次
食べつわり

(もぐもぐ…
)


(しかし、よく食うなぁ。
つわりじゃないのか?)



ねぇ、つわりとかないの?



え?
つわりだよ?



…にしては食べてるよね?



んー、どうやら私、
「食べつわり」らしいのよ。



ん?何それ?



つわりって食べられなくなるじゃん?
逆に、普段より食欲増しちゃうんだって。



そんなのあるの?
どうりで食ってばっかだと思った。



でも、ちゃんと吐いてるよ?



(ちゃんと、ってなんだ?)
どうやら、食欲が増す「食べつわり」なるものがあるらしい。
食欲マシマシなんだそうな。
でも結局、食べ過ぎで気持ち悪くて吐いちゃうんだそうな。
食欲マシマシ



ペットは飼い主に似る、
っていうじゃん?



うん!いうねー!
私もかぼちゃんも可愛いし
あってると思う!



お、おぅ…。
…ところで、かぼちゃんは?



…ん?
そういえば。
かぼちゃーん、どこー?



(…ごそごそ)



(…?)



(…?)



…あ。
やっぱり飼い主に似るんだなぁ。



ん?どゆこと?



あそこ見てみ?
ソファーの下。
何やってると思う?



…?なんだろ?



すきまに入ってるドッグフード
あさってるんだよ(笑)



(笑)
まるでモップみたい!



(…
)


お?とれたみたい!
やっぱ食い意地、飼い主に似るねぇ(笑)
飼い主に似るんじゃなくて、飼い主が似たんだなぁと思いました。


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