【173話】耳が通り

この物語はほぼフィクションです。
登場する人物・団体・名称などはだいたい架空のものであり、
実在のものとはあんまり関係ありません。

目次

補聴器が嫌い

パパ

ばーちゃん、
おはよう。

パパ

ばーちゃーーん!
おはよーー!

パパ

おーーー!
はーーー!
よーーー!
おぉーーーー!!!

…えぇ?

ばあちゃんは耳が遠い。

でも補聴器をすると、なぜか早く体が弱ると思っている。z

甥っ子とばあちゃん

あんたぁ、
誰だい?

甥っ子!

え?おじん?

お・いっ・こ!!

えぇ?ひろし?

お・いっ・こって
言ってるでしょ!?
もういい!!

ちゃんと言わないと
わかんないだろうがね!!

耳が遠すぎるばぁちゃん。

自分が聞こえないことを棚に上げて、話す方が悪いと言い張っている。

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この記事を書いた人

社交ダンスの先生。40歳にしてママとの間に最愛の第一子、うーちゃんを授かる。

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