【128話】感情がない笑い

この物語はほぼフィクションです。
登場する人物・団体・名称などはだいたい架空のものであり、
実在のものとはあんまり関係ありません。

目次

新生児に感情はない

パパ

うーちゃんって、笑わないよね。
もしかして、障害があるとか!!?

ママ

ちがうよ。
新生児には感情はないの。
あるのは、快適・不快の感覚だけなんだって。

パパ

ほう…。
快適ならおとなしくて、
不快なら泣くってわけか。

パパ

でも、笑ったりしている
イメージがあるけど?

ママ

新生児微笑って言って、
生理現象なんだって。

パパ

…あー、これか。
どれどれ、
「顔の筋肉を動かす練習の結果、
たまたま笑って見えます」
か。

ママ

でも、笑ってくれたんだけど、
可愛かったよ

パパ

え?
俺まだ見てない…

感情のない新生児も、笑って見える時があるそうです。

新生児微笑という生理現象なんだとか。

パパはまだ見れてません…。

見れた!しかも撮れた!!

パパ

やほー、うーちゃん!
元気かーい?

うーちゃん

パパ

(…なかなか笑ってくれないもんだな。)

パパ

(まぁ、いいか。
記念に一枚写真撮っておこう。)

パシャリ。

パパ

え??まさか!?
笑った!?
やたーーーーっ!!

ということで奇跡的に笑っている写真が撮れました。

当然すぐにスマホの待ち受け画面にしました。

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この記事を書いた人

社交ダンスの先生。40歳にしてママとの間に最愛の第一子、うーちゃんを授かる。

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