【79話】出産前の最後の晩餐

この物語はほぼフィクションです。
登場する人物・団体・名称などはだいたい架空のものであり、
実在のものとはあんまり関係ありません。

目次

いよいよ前日入院

ママ

いよいよ明日だね…。
ちょっと緊張するぅ〜。

パパ

そうだね。
俺もそわそわしちゃうなぁ。

ママ

ま、なるようにしかならないから!

パパ

うん。
病院に入る前に、
何か美味しいものでも食べに行こうか!

ママ

いいねー!
だったら私、行きたいところある!
病院の近くのパスタ屋さんが
美味しくていつも行列できてるんだ。

パパ

じゃあ、そこ行こうか!

ママ

いいの?
やったー!

ということで、入院前の最後の晩餐はパスタに決定しました。

栄養つけて頑張ってきてね、ママ!

パスタ、と思ったら…

ママ

(がーん…)

パパ

…まさかの定休日だね…。

ママ

…まぁ、仕方ないかー。
この辺り歩いてみよ?

パパ

そうだね、
っていうか、隣のお店も美味しそうじゃない?

ママ

あー、このお店も気になってたんだー。
メニュー見てみよう!

パパ

(お、美味しそう!
でも、めっちゃ高い…。)

いらっしゃいませー!
空いてますよ!中どうぞ。

ママ

空いてるって。
どうする?

パパ

よし!入ろう!

パパ

(最後に元気つけてもらいたいからね!)

ということで、1杯 3,600 円の高級海鮮丼を贅沢に2人で食べました。

栄養つけて、ママ、出産頑張って!

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この記事を書いた人

社交ダンスの先生。40歳にしてママとの間に最愛の第一子、うーちゃんを授かる。

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