【66話】浮き輪が入らない

この物語はほぼフィクションです。
登場する人物・団体・名称などはだいたい架空のものであり、
実在のものとはあんまり関係ありません。

目次

海の前夜

パパ

え?
本当に入らないの?

ママ

だって、水着きられるわけないし。

パパ

うーん、
水着じゃなくてもいいんじゃないかな?
普段着ているようなスパッツとか。

ママ

う~ん。
そうねぇ…。
それじゃ、一応持っていこうかな。

水着は着れないけど、水着じゃなくても海に入れるしね。

いざ、海へ入ると

ママ

いやー、
スパッツ持ってきてよかった!

パパ

やっぱ、海に来たら海水浴だよね。

ママ

妊婦だとどうなるんだろう?
って思ったけど、
陸よりも全然ラク!

パパ

重力、軽くなるからね!
ふわふわするよね。

ママ

私、ずっとこのままでいいわぁ。
あ、でも、この大きな浮き輪だと、
つかまっているのが大変…。

パパ

そしたら、甥っ子くんの
小さな浮き輪借りてみたら?

ママ

そうね!
じゃ、借りようかしら。

よいしょ、っと。
ん?

パパ

それは…。
浮き輪が入ってない(笑)

当然、小さな浮き輪はお腹で引っかかりましたとさ。

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この記事を書いた人

社交ダンスの先生。40歳にしてママとの間に最愛の第一子、うーちゃんを授かる。

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