この物語はほぼフィクションです。
登場する人物・団体・名称などはだいたい架空のものであり、
実在のものとはあんまり関係ありません。
目次
海の前夜

え?
本当に入らないの?



だって、水着きられるわけないし。



うーん、
水着じゃなくてもいいんじゃないかな?
普段着ているようなスパッツとか。



う~ん。
そうねぇ…。
それじゃ、一応持っていこうかな。
水着は着れないけど、水着じゃなくても海に入れるしね。
いざ、海へ入ると



いやー、
スパッツ持ってきてよかった!



やっぱ、海に来たら海水浴だよね。



妊婦だとどうなるんだろう?
って思ったけど、
陸よりも全然ラク!



重力、軽くなるからね!
ふわふわするよね。



私、ずっとこのままでいいわぁ。
あ、でも、この大きな浮き輪だと、
つかまっているのが大変…。



そしたら、甥っ子くんの
小さな浮き輪借りてみたら?



そうね!
じゃ、借りようかしら。
…
よいしょ、っと。
ん?



それは…。
浮き輪が入ってない(笑)
当然、小さな浮き輪はお腹で引っかかりましたとさ。


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