【25話】亡き母に報告を

この物語はほぼフィクションです。
登場する人物・団体・名称などはだいたい架空のものであり、
実在のものとはあんまり関係ありません。

目次

もうすぐ命日

パパ

(もうすぐ6月30日か…。
アッという間な感じ。)

パパ

30日、ちょっと出かけない?

ママ

うん。
お義母さんの命日だもんね。

パパ

(覚えててくれたんだ。)

パパ

うん。
妹にも声かけてみる。

ママ

そだね。
みんなで行こう。

母の命日まであと少し。
「もし生きていたら」と毎年切なくなります。

お墓参り

ママ

やっとこれたね。

パパ

うん。
初孫、見たかっただろうなぁ。

ママ

産まれたら
また見せにきてあげればいいよ。

パパ

…そうだね。

パパ

(…もうすぐ産まれます。
大切に育てますので、
天国で見守っていてください。)

うーちゃん

(…うー!)

生きているうちに見せたかったですが、なかなか現実は厳しい。
天国で喜んでくれているといいなぁ。

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この記事を書いた人

社交ダンスの先生。40歳にしてママとの間に最愛の第一子、うーちゃんを授かる。

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